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まさかの3連投稿 【トラウマの国ニッポン】

トラウマの国ニッポン (新潮文庫)トラウマの国ニッポン (新潮文庫)
(2009/03/28)
高橋 秀実

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ノンフィクション作家の著者が贈る
平成ニッポンの現状ルポ。
教育現場、田舎暮らし、自分探しなど
興味深い話題を取り上げ取材をおこなっています。

「こんなはずじゃなかったのに」
こんな声が聞こえてきそうな現場の声。
メディアでは決して語られることの無い現実。
それが見事に描かれています。

他人事としてみると面白いけど、
自分が当事者となってみたらと思うと
ちょっと切ない・・・そう考えるとあまり笑えないかも。

単に扱っている話題が面白いだけでなく、
著者自身が体験取材などをすることによって
”当事者の目線”で問題の現場見ていく。
そういった面白さが本作にはあると思います。

また著者はその問題の解決云々を唱えるのではなく、

『そもそもなぜ問題がおきたか?』
『なぜそんな結果を招いたのか?』

を冷静に考察しています。
その姿勢には非常に好感がもてます。

ちょっと目からウロコでした。
気になった人は読んでみるといいです。


「本当の自分」て何?
「トラウマセラピー」で懸命に自分のトラウマを探す人、
「ユーモア学校」に入学して笑い方を学ぶ人、
過激な「セックス本」に狂奔する女性、
「田舎暮らし」や「資格」に夢中な人…
教育、性、自分探しなど、今私たちの周りにある
“問題”の現場を訪ね、平成ニッポンの奇妙な精神性を暴く。
“世の常識”を見事に覆すヒデミネ流抱腹絶倒ルポ。
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高橋 秀実

ありがちなテーマではあるけども 【MOMENT】

MOMENT (集英社文庫)MOMENT (集英社文庫)
(2005/09)
本多 孝好

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「大学生注目」みたいにポップに書かれていたので
思わず手にとってみました。
主人公が大学生だから感情移入もしやすいよ 
ってことでしょう。

4話から成る短編集の本作。
テーマは『最期の願い』。

ありがちなテーマではあるかなと思いつつも、
1話1話よく練られているなあという感じ。
変に涙を誘うような流れでもなく、
読んでてもそれほど重くもありません。

淡々と静かに描かれる物語です。
静かな図書館や人の少ないカフェなど、
落ちついた雰囲気のある場所で読むと
いい作品だと思います。


死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら…。
病院でバイトをする大学生の「僕」。
ある末期患者の願いを叶えた事から、
彼の元には患者たちの最後の願いが寄せられるようになる。
恋心、家族への愛、死に対する恐怖、
そして癒えることのない深い悲しみ。
願いに込められた命の真実に彼の心は揺れ動く。
ひとは人生の終わりに誰を想い、何を願うのか。
そこにある小さいけれど確かな希望―。
静かに胸を打つ物語。

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本多 孝好

善し悪しでない、知ろうとする姿勢 【魔王】

魔王 (講談社文庫)魔王 (講談社文庫)
(2008/09/12)
伊坂 幸太郎

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自分が読んだ初めての伊坂幸太郎作品。
この方の作品は気になるタイトルがいくつもありましたが、
なんとなくパッと手に取ったのがこの本でした。

政治色が強くてなんだか随分と退屈だった感じ。
でもそれと同時に、自分がいかに政治に無関心なのか
とうことを気づかされた気もします。
興味はなくとも、知ろうとする姿勢は必要か
本書を通じてそんなことを感じました。

話の展開自体はわりと淡々と進む感じですが、
表面的な文章の裏に何か重要なメッセージが
隠されているような印象を受けました。
読む人を選ぶ作品だと思います。


会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに
偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、
一人の男に近づいていった。
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、
何気ない日常生活に流されることの危うさ。
新たなる小説の可能性を追求した物語。
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伊坂 幸太郎

己の五感で感じてこそ 【自然と国家と人間と】

自然と国家と人間と (日経プレミアシリーズ)自然と国家と人間と (日経プレミアシリーズ)
(2009/02)
野口 健

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エベレストや富士山での清掃登山
地球温暖化による氷河の融解対策
日本兵の遺骨調査

こういった活動の中で、著者の野口氏が肌で感じてきたこと、
それが克明に描かれています。

正直読んでて、自分の無知さが恥ずかしくなった。
地球温暖化の話題ももちろんだが、
特に日本兵の方々の話に関しては本当にショックを受けた。
胸が痛くなるとはこういうことか・・・。


自分の足で現地に赴き、現場の状況を五感で感じること
これはなにも環境問題に限らず、
おそらく何事にも重要なことだと言えるだろう。
本書を読んで、それを改めて感じさせてもらいました。


「氷河湖が決壊したら私たちは死ぬしかない!」
「ゴミをいくら拾っても中国や韓国から延々と漂着する」
「何が何でも戦死した日本兵のご遺骨を祖国に還す」―。
アルピニスト野口健が現場で見た、聞いた、感じたこと。
地球の異変、自然との共生、国家への思いを語りつくす。

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