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イメージの力はやはり強力【ゴールデンスランバー】

ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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人気作家伊坂幸太郎氏による長編。
来年1月に映画が公開されるとのことで、気になっていた作品のひとつ。
ちょうど身近な友達が持っていたので借りて読んでみました。

物語を簡単にいうと

首相暗殺の犯人が全く身に覚えのない自分だって?!
え、なんでどうして?てかどうすんのよ俺?!

というもの。


全体を通してややご都合主義が多すぎる節があるのが
どうも気にかかってしょうがなかったが、その一方で、
改めて思い返してみるといろいろな要素が詰まってると感じた。
重厚なストーリーを堪能できたという読後感を得られました。
あと個人的に、印象深い台詞が多かったようにも思います。


思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ。
自分が思い出してれば、相手も思い出してる




--

その土地を歩いたことがあるかどうかはかなり違う。


物語の舞台は俺自身でも何度か足を運んだことがある仙台。
具体的な場所までは特定することができなかったけど、
おおよその街の雰囲気は知っているので、結構話に入り込めた気がします。

著者の生まれ育った街や、物語の舞台となった街を歩く。
小説はそういう楽しみ方もあるってなんかの本に書いてあったな。

ここのところ家か学校に籠っていることが多い。
もっと外を歩かなきゃ。



仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、
青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。
昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。
訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」
「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、
鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、
青柳に向かって拳銃を構えた―。
精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、
伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
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伊坂 幸太郎

善し悪しでない、知ろうとする姿勢 【魔王】

魔王 (講談社文庫)魔王 (講談社文庫)
(2008/09/12)
伊坂 幸太郎

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自分が読んだ初めての伊坂幸太郎作品。
この方の作品は気になるタイトルがいくつもありましたが、
なんとなくパッと手に取ったのがこの本でした。

政治色が強くてなんだか随分と退屈だった感じ。
でもそれと同時に、自分がいかに政治に無関心なのか
とうことを気づかされた気もします。
興味はなくとも、知ろうとする姿勢は必要か
本書を通じてそんなことを感じました。

話の展開自体はわりと淡々と進む感じですが、
表面的な文章の裏に何か重要なメッセージが
隠されているような印象を受けました。
読む人を選ぶ作品だと思います。


会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに
偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、
一人の男に近づいていった。
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、
何気ない日常生活に流されることの危うさ。
新たなる小説の可能性を追求した物語。
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伊坂 幸太郎
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